さなげ山ドットコムでは、WordPressを使用して、ノーコードでECサイトや他のWEBサイトを開発しています。ノーコード開発の利点と課題について述べます。
WordPressによるノーコード開発の利点
- 品質が高い
- プログラム開発には必ず一定量のバグが入ります。そのバグの削減は、多く利用されバグが発見され、修正されていることが重要となります。WordPressとそのプラグインは、多くのユーザーによって利用され、常にバグ修正とセキュリティの強化が行われており、個別開発したソフトウェアで利用数が少ないものより高い品質となります。ノーコードで開発したWEBサイトはWordPressとプラグインの品質に依拠しており、高い品質といえます。
- コストが安い
- 当然ですが、プログラミングが発生しないので、費用は安く抑えられます。また、WordPressは無償で、プラグインもほとんどが無償で利用できます。特に、ECサイトなどの高度な機能が必要な場合は、この優位性はかなり顕著になります。
- 高機能である
- WordPressのプラグインは、5万以上もあり、ほとんどのWEBサイトの機能を網羅しています。通常、機能開発は費用による取捨選択が一般的ですが、ノーコードで開発しても必要な機能はほぼ網羅できます。
- 運営が楽である
- SEO、プロモーション、セキュリティなどの運用支援に関するプラグインを利用できるため、運営が簡単になります。
- カスタマイズ性が高い
- ビジネスの状況に応じてWEBサイトをカスタマイズしていく必要がある場合でも、ノーコードで開発していれば、プラグインの追加・変更で機能をカスタマイズできます。
- モバイルフレンドリー
- WordPressはモバイル対応に優れており、モバイルフレンドリーなプラグインを導入することで、PC、タブレット、モバイルデバイスに対応したウェブサイトを構築できます。
WordPressによるノーコード開発の課題
- 特殊な機能は実現できない
- プラグインにない機能は実現できません。一般的でない特有の機能についてはプラグインがない場合があり実現できません。対応としては、プラグインにある一般的な機能に置き換えて実現する必要があります。
- WordPressとプラグインのノウハウが必要
- プログラミングのスキルは不要ですが、WordPressとプラグインのノウハウが必要となります。マニュアルを調べたり、ネット上の情報で調べ、ノウハウを習得する必要があります。
まとめ
WordPressとプラグインノーコード開発では、低コストで高機能。高品質のサイトが構築できることから、個人事業者や小規模事業者でWEBサイトの投資を低く抑えながら本格的なWEBサイトを必要とする事業者にとって良い方法です。
- WordPressを使ったノーコード開発は、高品質で低コスト、多機能、運営が簡単、カスタマイズ性が高く、モバイルフレンドリーなWEBサイトを効率的に構築できます。
- 上記以外に関しても、WordPressを利用することで、①コミュニティの支援を受けられる。②コンテンツの統合などが容易。③多言語対応。④外部サービスとの連携。⑤安全性などのノーコード開発することでの優位性があります。
- しかし、特殊な機能については実現できません。特殊な機能を一般的な機能でカバーできるように検討する必要があります。
- プログラミングの知識はいりませんが、ある程度のWordPressとプラグインの知識とノウハウが必要となります。
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